初めてピアスを開ける人が抱く悩みの中でももっとも多いのが、開ける位置についてです。簡単に変更できるものではないので、一番きれいに見える場所にあげたいですよね。そこで本記事では、ピアス位置の決め方を詳しく解説します。定番の位置はもちろん、耳たぶが小さい人向けや、今後さらに増やしたい方向けの決め方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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基本となるピアス位置の決め方

まずは、基本となるピアス位置の決め方をみていきましょう。

定番の位置に開けたい人

定番の位置に開けたい人は、耳たぶの中央から少しだけ下の位置に開けるけるのがおすすめです。あまりに上すぎるとフープタイプのピアスがうまく装着できず、下すぎると大ぶりのピアスを付けた時に耳たぶに負担がかかります。実際にさまざまなタイプのピアスを当ててみた上で、ちょうど良い場所を探しましょう。

 

また、耳たぶより少し下の位置は痛みも感じにくく、初めてピアスホールを開ける方にもおすすめです。

耳たぶが小さめの人

耳たぶが小さめの方は、耳たぶの中央より少しだけ外側の位置にしましょう。なぜなら、基本的に耳たぶは内向きであるため、耳たぶが小さい方が中央に開けてしまうとピアスが内側に偏って見えることが多くなるからです。中央より少し外側に開けることで、前から見た時にバランスよく見えるようになります。

今後ピアスを増やしたい人

将来的にピアスを増やしたいという方は、中央よりも内側に開けるとよいでしょう。耳たぶは、内側よりも外側が大きい形をしているので、最初のピアスを内側にしておくことで、その後のピアス位置に選択肢が増えます。

耳たぶ以外のピアス位置の決め方

耳たぶ以外のピアス位置として代表的なのが軟骨であるトラガス・ヘリックスです。ここでは、それぞれのピアス位置の決め方についてポイントを紹介します。

トラガス

トラガスとは、耳の穴より前方に位置する小さな三角形の形をした軟骨部分に開けるピアスを指します。耳たぶよりもさらに前方にあるため、前から見た時にピアスに目がいきやすいのが特徴です。トラガスは面積が小さく薄いため、開ける位置が端に寄りすぎたという失敗が起こりやすい傾向にあります。軟骨部分の縁から内側に4ミリほど入った中心に開けるとバランスがよくなります。

ヘリックス

ヘリックスは、耳の上部分にある軟骨につけるピアスを指します。ファッション性が高いピアスが多いものの、衣服や髪の毛に引っかかりやすい位置でもあり注意が必要です。

 

開ける位置にはさまざまな選択肢があり、前方に近い部分はフォワードヘリックス、耳の一番高い部分はアンテナヘリックスと呼ばれています。開ける位置に特に決まりはありませんが、ピアスデザインやその他のピアスとのバランスを考慮しましょう。

ピアスの数や位置が持つ意味

ピアスの数や位置は、それぞれ意味を持っています。どのようにピアスを身につけるか悩んだ時には、これらを参考にしてみましょう。

ピアスの数が持つ意味

日本では、ピアスの数は割り切れない数字である奇数が縁起の良い数字とされています。一方で海外では、シメントリーであることを重視するため、偶数が好まれる傾向にあります。

 

さらに、1つは恋愛成就、2つは社交運アップ、3つは仕事運アップなどと、数によって異なる願いが込められていることもあります。日頃から身につけるものだからこそ、ピアスの数が持つ意味にこだわって選ぶのもおすすめです。

左右で異なる意味

中世ヨーロッパでは、騎士が左耳だけにピアスを装着し、その恋人がもう片方を右耳に装着していました。そのことから左耳につけるピアスには恋人を守るという意味が込められているといわれています。

ピアス位置は全体をイメージして決めるのがおすすめ！

本記事では、ピアス位置の決め方のポイントを詳しくご紹介しました。定番の位置につけたい方は、中央より少し下、耳たぶが小さめの方は中央より少し外側、将来的にピアスを増やしたい方は少し内側を選びましょう。将来的にどのような位置につけたいかもイメージしつつ、バランスを見てピアス位置を決定してください。